立体駐車場で狭い土地を有効活用

限られた土地に設置しよう

立体駐車場のメーカーが集まる駐車場工業会立

time 2023/03/31

立体駐車場のメーカーが集まる駐車場工業会立

駐車場工業会立は機械式駐車装置の安全性などの審査や認定を通してその機会式駐車場の普及にむけて活動している公益社団法人です。その正会員にはメーカー31社、賛助会員にはメーカー10社の立体駐車場の主なメーカーが名を連ねています。立体駐車場には駐車している自動車の上にもう一台駐車させる駐車効率を高める「二段方式・多段方式」、自動車を駐車させる複数の機械を垂直面内に円形などに配置し連続循環させる「垂直循環方式」、循環の形状によって円形循環と箱型循環がある「多層循環方式」、垂直循環方式をレベルアップさせ車路を省いて収容台数を増やした「水平循環方式」があります。また、エレベータ機能を使った、自動車を格納する駐車室と自動車商工装置を組み合わせ立体駐車場にする「エレベーター方式」、エレベータ方式の昇降装置に走行機能を付加した「エレベータ・スライド方式」、平面に自動車を格納する「平面往復方式」、車路の一部に相当し自動車を駐車させる階まで人を乗せて昇降し運搬する「自動車専用エレベータ」などもあります。

機械式のパーキングは昭和4年(1929年)に垂直循環方式の原型となる装置を発明した角利吉氏が「自動車車庫」として特許出願をしたのが最初の発明となります。しかし当時はそもそも車の台数が少ないく、わざわざ立体駐車場にすることにメリットがなく実用化にはいたっていません。車社会となった現代、駐車スペースの確保ができるのはこの発明があったおかげだといえます。

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